●はら小児科●

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■ 「ぎんなん」のお話
2009/3/24(火)
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。昭和40年生まれで金星人の私は、今年は「前厄」「大殺界」と悪いことだらけでへこんでしまいそう…
秋から冬にかけて寒くなってきた時に焼き鳥とビールで一杯…僕の大好物は「ぎんなん」。フライパンでカリカリ転がして程よく焼けたらペンチで割って塩をまぶして食べる。これがまた、ビールがすすんでこたえられません。

育児書には「はちみつ」を1歳未満の乳児に食べさせてはいけない、と書いてありますので御存知の方も多いと思いますが「ぎんなん」…子供、特に5歳以下には要注意です。食べ過ぎると痙攣を起こすことがあります。ひどいと死亡することもあります。身近にあるだけに気をつけておきたい食べ物です。

なぜ痙攣を起こすのか。「ぎんなん」にはメチルピリドキシンと呼ばれる物質が含まれていて、これが痙攣を起こす原因だそうです。この物質はビタミンB6の働きを抑制することが知られていて、見かけ上ビタミンB6欠乏状態になることで神経の異常な興奮が起こると痙攣になります。厄介なのがぎんなん中毒による痙攣は原因の特定が難しいため、止まりにくいこと。基本的にはビタミンB6投与によって速やかに回復しますが、いろいろな検査でわからないことが多いです。そのために治療が遅れて重症化することもあるようです。

「ぎんなん」や植物の種にはメチルピリドキシンが微量に含まれていますので食べすぎには注意しましょう。節分の時に「まめは歳の数だけ」と言われていますが、そんな昔の人たちの知恵は現代においても充分説得力があるようです。

              マルコポーロ2005年1月より

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